アルス・アマトリア4
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「俺はたとえお前が老いても、今と変わらないから安心しろ」 「本当?」 「ああ、ずっと一緒にいよう」 「秋也はやっぱり優しいね」 肩の腕を腰にまわし、秋也はそっと玲に口づけた。 遠くから、小鳥の鳴き声が聞こえてくる。 草がそよぐ。 木立がざわめく。 ざわめく木立の陰には、ざわめく心の拓斗がいた。
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