アルス・アマトリア4

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 大きく息をつくと、秋也は立ち上がった。  早出ではないが、自分も明日は玲と同じく室内で事務処理だ。  業務に支障をきたすようなまねはできない。  指先のかわいい感触がなかなか消えずに悶々としたが、そのまま何の変哲もなく夜を迎えた。
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