アルス・アマトリア4

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 明日の資料を整理しながら、秋也は数枚の書類を手にして考えた。 (これは朝一番で玲に目を通してもらっておいて、俺が勤務についてすぐ話し合った方がよさそうだな)  その方が、早く済む。  遅くまで残業などしたくはなかった。  明日の夜は、二人でゆっくり過ごしたいのだ。  書類を手に、秋也は同じマンションの玲の階へとエレベーターを昇らせた
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