アルス・アマトリア4

34/77
前へ
/77ページ
次へ
 冷たい床に熱い頬を当て、玲は肩で息をしていた。  達した拓斗が、分身を体内から引き抜く気配を感じる。  ようやく終わったのだ。 「イヤだって言いながら、ずいぶん気持ち悦さそうだったじゃねえか。あ?」  耳が、かっと熱くなった。  拓斗の言うとおりだ。  地べたで無理やり犯されて、それでも感じて悦がっていた自分を恥じた。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加