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「来いよ」
「え? えぇっ、ちょっと待って!」
引きずられるように寝室へ押し込まれ、ベッドにねじ伏せられた。
「やめて、拓斗。明日早いから。もう、休まないといけないから」
「知ったことか」
拓斗の太い指が咥内にねじ込まれ、喉奥をくすぐる。
どうしちゃったんだろう、拓斗。今日に限って、どうしてこんなに意地悪なんだろう。
苦しさと、拓斗の乱暴に悲しい気持ちとがないまぜになって、涙が、唾液があふれてきた。
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