アルス・アマトリア4

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 何ということを!   雄叫びを上げ、玲に飛びかかりたい。  その体を、滅茶苦茶に揉みしだきたい。  だが、声をあげれば、その体に触れれば、玲は許してはくれないのだ。  一生口をきいてくれないのだ。  まるで拷問だ、と拓斗と秋也は顔を真っ赤にして歯を食いしばり、拳を固く握りしめ震えながら耐えた。  そんな男二人を一瞥した後、玲はさらに高らかに甘い悲鳴を上げた。 「いやぁん。だめぇ。もうイく。イッちゃうぅ~」
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