転生

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それから1週間後。 この空間──天界の医務室にいる間はどんな致命傷でもすぐに治るらしかったので、元気に動けるようになったオレは無事退院し、神様のもとに来ていた。 「じゃ、神としての修行を頑張って詰むことだな」 「はい」 「封印は半分くらい解いたので、楽に生活できるぞ。あと、修行の内容だが、強い人間を育てることともうひとつあるのだが………自分で、発見しないと意味がないのでな。あえて言わない」 「わかりました」 返事をした瞬間、強い光が放たれた。 「じゃ、行ってこい」 その言葉が聞こえたのと同時にオレは異世界へと旅立って行った。
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