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ルト「じゃあ、先ずは紺の潜在能力を引き出すよ。そっちの方が紺と相性が良いからね。その後に僕が加護を与えるよ。準備はいい?」
私に潜在能力なんてあるんですね。どんな能力なんでしょう。楽しみです。
コン「はい」
ルト「じゃあいくよ、《能力解放》」
ん、なにか胸の内を探られているような変な感覚がしますね。
ルト「紺!!凄い!!もふもふだ!!」
コン「え?」
いつの間にか髪が白くなって……あ、お尻にも白いふわふわの尻尾が、形的に狐でしょうか。なら頭には耳も…なんか爪も鋭くなってません?
ルト「じゃあ僕の加護も渡すね!!」
コン「あ、はい」
いけないいけない、つい尻尾に気を取られてしまいました。いや、この尻尾面白いですね。だってこれ、私の思った通りに動くんですよ?
ルト「《加護譲渡》」
今度はなにか包まれるような感覚がしました。あ、尻尾が増えてますね。1234…全部で9尾ですね。
コン「尻尾が増えましたね。というよりスーツが脱げないのですがどうしたらいいでしょう」
ルト「え!?そこ!?」
あれ?私何か変な事言いました?
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