1章 転生

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 これから私の行く世界はどんなところでしょう。楽しみです。 コン「ルト、私はこれからどんな世界に行くんですか?」 ルト「よくぞ聞いてくれました!!これから紺に行ってもらう世界は、なんと!!剣と魔法のファンタジー世界になります!!」  急にルトのテンション上がりました。元気なのはいいことです。  とまあルトが可愛いこと(この話)は置いといて、剣と魔法のファンタジー世界、中二心がくすぐられますね。私も昔よく魔法に憧れました。懐かしいです。まあ、今になってはちょっと恥ずかしい思い出ですけど。 コン「ふふふ、やはりルトは笑っている方が可愛いですね」 ルト「ま、また可愛いって」  あ、つい本音が。  ん?ルトの顔、また赤くなっていませんか?それに心なしか腕の締め付けも強くなっている気が。でも、ルトは可愛いと言われるのは嫌ではないと言っていたので恐らく大丈夫でしょう。 コン「ところでルト、私はいつその世界に行けばいいのでしょうか?」 ルト「うっ、その、それは……じゅ、準備が出来次第、ダネ。ね、ねー紺、まだ準備なんてしなくていいからさ、僕と一緒に話そ?」  はて、準備とは。さてはルト、何か隠していますね。少しどもっていますしね。 コン「ルト、何を隠しているんですか?教えて下さい」 ルト「え、えっとですねぇ……」 コン「教えてくれないんですか?悪い子ですね。悪い子には……“お仕置き”…しちゃいますよ?」  紺の中のスイッチがカチリと入った。  紺はルトの耳の中をねっとりと舐め始めた。 ルト「ひゃっ?!な、何のこ「ンッ…はぐらかしちゃダメですよ?ジュル」ッア♡や、やめ…ンァッ♡あっ、こん、耳はらめらってぇ♡…も、許し…アッ♡」  その後も紺は、ルトが隠している事を言うまで執拗に耳を愛撫し続けた。
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