お仕置き??編After

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「ん、あっ、ふっあっ……ん、あァっ……んっ」 「声どんどん甘くなってる。気持ちいいよな?」 急き立てられるように問われ、 思わず頷くと透がクスリと笑う声が聞こえてくる。 「尿道ぐりぐりされて感じるなんて変態だね」 虐げられるような言葉が耳に響き、背筋がゾクゾクする。 執拗に奥を責めたあと、プラグを入り口まで引き抜かれる。 「ぅああっ――」  入れられるよりも引き抜かれたときの快感のほうが強かった。 口を閉じることもままならず、嗚咽に似た喘ぎ声が漏れる。 「あ……あ……」 「凄い……葵のそんな声、初めて聞いた」 「ひっう……うっ……も、もうやだぁっ……抜いてぇ……っ」 「まだだよ。俺の気が済むまで頑張って」 俺の反応を楽しむように繰り返し出し入れされ 目が眩みそうな刺激が与えられる。 何かが出そうな、だけどイケナイもどかしさで気が狂いそうだった。 目元に熱が集まって、涙が溢れていた。 「うっ……ふっ……も、苦しいよ……助けて……っ」 「ダメ……今日は壊れるまで解放してあげない」 「ひっぐっ……ごめんなさい……っ、もう許して……っ」 「許さないよ……他の男に触れさせる葵なんて……」 「うっ……ごめんなさい……これからは気をつける、からぁ……っ」 脅すような凄む声は和らいでいるけれど、何度謝ってもやめてくれない。 ひょっとしたら本当に怒ってるのかもしれない。透は今、どんな顔をしているんだろう。 もしかして、単純にこういうプレイを楽しんでるだけなのかな……? (俺以外にも……こんな事してたの……?) 自分の性癖を受け入れてくれる相手なら 誰でも良かったのかもしれないと思うと、涙が止まらなかった。 (透の顔が見たい……) すると、俺の変化に気づいた透の手がピタリと止んだ。 「ごめん……そんなに苦しい? もしかして痛くなってきた?」 「うっ……ひっぐ……痛くないけど……怖い……っ」 透は少し悩むと、俺の頬にそっと触れる。 「わかった。じゃあ、一つだけ外したあげる。どれがいい…?」 「目隠し……目隠し取って……!」 「目隠し? これは抜かないままでいいの?」 示すように尿道に指しているプラグを動かす。 俺は体を震わせて、喘ぎ苦しみながら必死に頷く。 「だって……透の顔が見えないのが……一番怖い……っ」
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