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「嫌だ! どうせ、パンダだから白黒のストライプでシマウマの服とかにするんでしょ!」
みずちゃんは負けてはいません、負けては……。
なんと、マッキーの手には光る宝石が!
「一応、白のイメージとしては高級パールの耳飾りと首飾り、それと、これに似合う黒い衣装を用意してみました。服もエレガントなものがよろしいかと思って、サラさまにアドバイスをいただいたんですよ」
「そ、それで街をうろついたって、笑われないよね?」
「当然です。いつもお世話になっているので、フォーマルな場に相応しいものを用意させてもらいました」
マッキーがまるで執事のように恭しく礼をしています。
うむ、アッキーもそう言ってたし、さっきのうたくんの衣装でみんな笑いをとってくれたから、私は大丈夫かもしれない。
みずちゃんの気持ちは緩みます。
うん、あのパールは本物だし、それに似合う衣装なら間違いはないはず!
うたくんと同じように、目隠しをし、今度はタバサヤンに着替えを手伝ってもらいました。
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