お茶会

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「たしか、皆さまはわたくしと同じ10歳だったと思うのですが?」 4人が頷き、肯定したのを確認するとセレスティナは笑顔で続けた 「であれば、サリーナ様もそんなに焦ることは御座いませんわ 細かな礼儀、マナーは社交界入りと、その後に控えた学園への入学後に実践で磨いていけばよろしいのですから 入学前から素敵な同級生の方と4人も知り合えて嬉しく思いますわ」 「い、いえ///」 「勿体ないお言葉ですわ…//」 「わたくしも!わたくしもセレスティナ様と同学年で嬉しいですわ!!」 「ありがとうございますっ!!」 にっこりと微笑んで素直な気持ちを口にしたセレスティナに4人は顔を赤らめて口々に同じ気持ちだと告げていた (お茶会デビュー5分かそこらで2対2で対立気味の4人をまとめて自分のファンにしてしまうとは… これが王妃の器というものかな…?) バージルは妹の人心掌握にひどく感心していた 当の本人は基本的にはお友達が出来た!!ぐらいにしか思ってないのだが また、サリーナに対しては国益を担う家のご令嬢だから将来の王妃としては仲良くなるに越したことはないわね!と、婚約者の考え方をそのまま当てはめたのだが、それ以上に変に畏まらず自然体な彼女を気に入っていた
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