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ある日、両親と水族館に行った。
アジやイワシの群れが青光して綺麗だった。その光が、ユキ先生の青い瞳と同じだった。
きっと、先生が人魚だったらこんな感じだろうなって思った。
先生が人魚なら、人間と付き合えないから、ーーくんは私だけのものになるのにな。
その一週間後。
ユキ先生を一番近くの湖に呼び出した。
「遊びたい」と駄々をこねて、先生の目を盗んで湖に飛び込んだ。
先生は私を助けようと飛び込んで、岸にあげてくれた。
私はその後溺れてる先生を助けなかった。
先生は動かなくなった。
綺麗な先生の髪がキラキラ光っていた。
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