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結局放課後までもつれ込み。
「昨日帰ったら親戚が来てて」
部員が集まってきた。
気になってまた別の場所に誘導しようとする。
「ちょ、ちょっとおいで」
「何ですか？ここで話してください」
「ええから！」
空いた部室に連れていかれる。
「…その…なんや…お見合い、させるとか言い出しよって」
「すればいいじゃないですか」
「嫌やっていうてんねん！なあ頼むわ！ほんま１時間でええから！フリ！うん？そうや！フリでええから彼女になって！お願い！！」
「嫌ですったら！」
わしわしと頭を掻く樹荏。
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