マキアとカツヤ

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お兄さん「それじゃ僕達はこれで」 はじめ、隠れて家の中を見ていた時とは嘘みたいに カツヤ君のお父さんは大人しくなっていた。 父「 ………ああ 」 お父さんが見送る中、出発する事になった。 カツヤ君はチトセちゃんをおんぶして、 お兄さんがジュン君を抱っこして。 父「ーーあんた、ガキいたのか」 ウチを見て、そうお父さんはお兄さんに質問した。 お兄さん「この子も今日から僕が引き取る子です。なので、今日から僕の子ってことになりますね。」 そう言って、ウチの頭を撫でる。 父「あんた、か何かの仕事でもしてんのか?」 しせつ……?しせつって何だろう… お兄さん「まあ、簡単に言えばそんなとこですね。」 父「そうか…」
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