マキアとカツヤ

39/41
前へ
/146ページ
次へ
ーーーあの頃の記憶は今も鮮明に覚えている。 あの時出会ったのがカツヤで、リュウで 良かったと思うーー 今、ウチがここにいられるのも あの二人のおかげなんだ。 リンダ「ーーーマキアさん?」 『うおっ!?何だよっ…お前、近っ!!顔!』 名前を呼ばれて気が付けば、 ウチのすぐ目の前にリンダの顔があった。 あまりの近さに飛び退いた勢いだ。 リンダ「だって、何かずっと上の空だし、バーガーだってほら、二口くらいしか食べてないじゃない?どーかしたの?」 身を乗り出していたリンダが座り直すところを見ると、 手元にはもうバーガーはなく ポテトが残り少なくなっていた。 かなりの時間意識を持っていかれていたようだな…
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加