ゴールデン閑話休題

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ゴールデン閑話休題

しょうもない勝利を拾ったものの、だからどうしたという気持ちになっていた。 大体日当3万って。 ちょっとした小遣い稼ぎじゃねえか。 そりゃあまあヤル気になるよな? なる訳ねえだろカスがああああああああああああああああああああああああ!!! お前ホント殺すぞ青紫郎クソがあああああああああああああああああああああああ!!! 「そしてテメエは何読んでやがんだああああああああああああああああああああああああああ!!!あれか?!あざーすか?!何が還付金だゴラアあああああああああああああ!!」 先輩というクソ女は携帯漫画を読み腐っていた。 「馬鹿め。私は今若き跳躍の名の下に書き上げられた新作を読んでいるのだ。邪魔するなシマジ」 「だから何読んでんだ?」 「決まっているだろう。ダムキングとゴールデンムカイだ」 「だから何なんだそれはあああああああああああああああああああああああ?!どんなムカイさんだお前はあああああ?!」 「決まってるだろうが。たった一人で東鶏冠山を落とした乃木式すら無視する出鱈目な不死身の男が紡ぐ北のエロ話だ。今ピリカとクイチルを落とした」 「ダムキングたあ何だ?!」 「堰き止め王に俺はなるって話だ。あとは察しろ。今最高の見せ場の黒部とアスワンハイの血みどろの戦いがだな」 「誰が読むんだそんなクソ漫画あああああああああああああああああああああああ!!!」 島二郎の叫び声が通路に響いて何も残さず消えていった。
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