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「気に入ってない!これは棘が…」
「ペナルティだから…」
「変態…ここにもいるのか…」
「も…?」
「…?」
新見くんの言葉に僕も棘も首を傾げる。
「それって俺の事…?」
「ばっ?!近い!離れろ!」
ニュッと新見くんの背後から現れ、ぴったり彼にくっついているのは執事科第三席の風祭 遼(かざまつり りょう)くんだった。
彼は確か…15歳だったかな?
でも年下には見えないくらいに大人っぽい。
まぁ一つしか違わないと言えば違わないのだけど…。
身長も高いしなぁ…棘も…新見くんも…皆…良いな…羨ましい…。
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