いざ、お見合い!

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「はい!」 佳乃さんは泣き笑いしながら僕を受け入れてくれた。 春の桜が散り始めるころ僕と佳乃さんは結婚した。 人たらしの橋本には本当に感謝している。 橋本は僕の両親に佳乃さんの家のことは完全に伏せて、どう話したのか二人は僕たちの結婚を喜ぶという想像もしてなかった状況を作り上げた。橋本は詐欺師になれるんじゃないかと少し思ってしまったけれど。 何もかもすべて橋本が率先して準備、進行してあっという間に僕たちは夫婦になってしまった。
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