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「……!」
自分の股間に熱いものが触れる感触に、ハッと視線を下ろす。
アオバが脚を絡めながら、俺のイチモツに、アオバのそれを重ねていた。
そして両方まとめて掴み取るように、両手でぐっと包み込んでくる。
アオバの勃起したそれは、でかくて、凶悪なほど反り返っていて、熱い。俺を求めて、こんなにも硬くそそり立っている。下半身がジンと疼いた。
「……嫌?」
アオバに熱っぽい目つきで聞かれて、慌てて首を横に振った。
包み込んだ手が律動し始める。俺もそこに手を添えて、その様子をじっと見下ろした。
俺のものとアオバのものが、雁首並べて我慢汁を吐いている絵面は、ちょっと変な感じだった。
だけど、笑う余裕なんてない。
扱かれる度に、裏筋が擦れ合う。指がエラを刺激する度に、痺れるような快感が走る。
二人で同じ感覚を共有してるんだという、精神的な興奮も相まってか、ものすごく気持ちがいい。
おのずと呼吸が荒くなった。
擦り上げながら、もう一方の手のひらで先端を揉まれる。拷問みたいだ。眉間にしわを寄せて、快感の波に耐える。
「アオバ……」
気付いたらうわ言みたいに、アオバの名を呼んでいた。
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