亮ちゃんと僕

はじめまして…。

｢亮ちゃん 今日も最後になっちゃったね～？｣

｢う？｣

にじいろほいくえんのおしゅなばであそんどったらひろせんせのこえがしてん。

｢たぁくん がっこうでおべんきょうしとるからりょうたんはおりゅしゅばんしてんねんもん｣

｢そっかぁ～亮ちゃんは偉いね～ぇ｣

｢たぁくんはもっちょえらいんやよ～｣

たぁくんはりょうたんのおむかえもしてくえるし
えほんもよんでくえるしおやちゅもくえりゅし
りょうたんのじまんのおにいたんやねんもん！

｢それにしても 今日はちょっと遅いかなぁ…？｣

ひろせんせいはきょろきょろしながらりょうたんのよこにすわってきたんよ。

｢亮ちゃんお腹空いて無い？｣

｢ん～だいじょぶ おうちかえったらたぁくんがおやちゅくれりゅ｣

きょうはホッチョケーキってたぁくんとゆびきりげんまんしたんやもん！！

｢そっかぁ じゃあこれは内緒であげるね｣

｢う…？｣

ないしょはいけないことやねんよ～
たぁくんがいっちゅもいうとるもん！
て ひろせんせをみたらエプリョンのポケットからあめちゃんをだしてん。

｢あめちゃん！｣

｢ももといちごどっちがいい？｣

｢どっちもだいしゅき…せやけどないしょあかんねんよ…？｣

｢もう～亮ちゃん可愛い過ぎるんやから｣

ひろせんせはなんでかわらいながりゃあたまをなでなでしてきてん。

なんでかわからんでおったらひろせんせは

｢亮ちゃん両方ともあげるよ｣

ていうてあめちゃんをにこともりょうたんのポケットに入れてくえたん。

｢ひろせんせ ありがとごじゃいましゅ｣

｢どういたしまして 亮ちゃんはほんまにええ子やね～｣

またひろせんせがあたまをなでなでしてくえたん。

ひろせんせはりょうたんのあたまをいっちゅもなでなでしてくえるけどなんでやろ？

まぁえっかぁ～
いっこたぁくんにあ～げよ！

｢りょーちゃーん 遅くなってごめんなぁ！｣