5人が本棚に入れています
本棚に追加
そうなのであった。
チセイを襲ったアイスフロイライン達はまだ
モンスター化されたばかりの初期戦闘用であったので
衣服を何も纏っていない。しつこいようだけどスッパダカなのである。
真面目な魔法使いのチセイも好奇心旺盛な思春期の
男の子。
呪文をとなえようにも標的を直視できないのでは
称えたスペル(魔法呪文)が彼女達に当たるわけが
ない。
ガシッ!チセイを囲んだアイスフロラインの一人が
チセイの右頬をひっかきチセイの上に馬乗り状態に
なった。
「わぉ、ムネがこんなに目の前に。」
頬がじんじんするほど痛く血も流れているのに
チセイは戦闘に集中できない。
さらに他の4人のアイスフロイライン達もチセイめがけて飛び掛ってきた。
「うわー、ムネがー、オシリがー。
おおっ!?こんなとこ見ちゃっていいわけ。
わ、悪い、ツオイ俺だけぇー。」
最初のコメントを投稿しよう!