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「ほらほらいつまでも女性の柔肌の余韻にひたってない、ひたってない。」
その女性はチセイに近づいてきた。
「助けてもらったのは礼を言うけど随分失礼な
言い草するねー、あんた。」
チセイも気を取り直して起き上がりながらこう言った。
「あのね、格好つけて前かがみで話しても
すごく無様よ。」
チセイはその一言に顔を赤くして
「う・る・さ・い。小娘がえらそーに言うな。」
すると、その女性はいきなりチセイの首根っこを掴み上げチセイの股間を蹴り上げた。
「ぐぉーーーーー、なんてことを。」
チセイは涙目になってその場にうずくまった。
「ごめんあそばせ、でもあんたが”小娘”なんて
いうからちょっとおしおきしたまでよ。」
チセイがうずこまっている間にその女性は倒れている
アイスフロイライン達を集めて持っていた自分の毛皮のコートやマントをかぶせた。
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