第2章 スマホの画面に現れた

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 東京墨田区にある横砂公園内にある東京慰霊堂があるが、ここを訪れてからのチーパパ は考えを変わった。 「……戦争はゲームなら楽しいかもしれないが、実際にはきびしい」  今度の新元号の≪令和≫も平和と比べればレイワとヘイワでレとへだけが違うだけで平和 を願う日本国の象徴として決定したのではないかとチーパパは思っている。  憲法改正はこの意味することから反するのであり、世界に誇る日本の平和憲法を、この まま守らなければいけないとチーパパは決意した。  新元号は万葉集からの引用であるが、万葉集ができた奈良時代には日本中の空は朱鷺に 覆われていたという。今の日本では佐渡で最後になってしまったということは残念だが、  これは、農薬などの環境汚染によるものであって、沖縄のジュゴンと同じようでチーパパ は心配でならない。ほんとうに沖縄に米軍基地がいるのかどうか疑問である。  令和時代には、ほんとの意味での独立国にならなければならない。 自動車も早く電気自動車にして環境保全をしねければ動物が全滅するのだから人間も危な いのに決まっているとチーパパは感じていた。
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