あおのこどう

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その呼吸が行われていたのは 忘れ去られた路地裏だった。     娯楽の街の片隅。 忘れ去られた感情と 込み上げる煩わしい欲望の吐きだめ。       きみはちいさく座っていた。   白い傷付いた羽を携えながら。
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