あなたを好きでいたいよ

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一本に力強く伸びた白い道。 まるで導かれているような・・・。 あの月の道を見た夜。 家族は、僕にとって守るものになった。 「紫織? 眠っちゃったのか」 「・・・ん。・・・ヒナ・・・」 無邪気に眠ってしまった紫織の顔に笑みがこぼれる。 「おやすみ。紫織」 彼女の頬にキスを落とすと克は、灯りを落とした。 完
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