第1話 お日様のように温かい貴方

1/1
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ

第1話 お日様のように温かい貴方

「おいで」 そう言って手を差し伸べてくれた彼には、ご主人様と呼ぶには威厳がなく、友達と呼ぶにはあまりに奇妙な上下関係、そして恋愛感情が全く湧かない相手でした。 だけど、彼の手のひらは相変わらず私の心までをも、温めてくれたのです。 ...ここで1つ、自己紹介をさせて下さい。 私の名前は藍。10代後半です。 身長が高いのがコンプレックスで、マゾヒストです。 アダルトチルドレンと病院で診断済み、他にも精神病や持病(軽度)を抱えています。 ご主人 20代中半、170センチ後半の少し大柄な人です。 元アダルトチルドレン、サディストです。 元々していたスポーツのお陰で、足首を挫きやすいのが悩みだそうです。 こんな私達の日常を語ります。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!