第一章

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もう一度、面会に行くと、明生は靴を買ってほしいと倫に言った。 倫が靴を購入しに行った。 「靴を買うの?」 「ダメですか?」 倫はたずねた。 「別に買ってくれるなら、買ってもいいけど…」 明生の靴のサイズをいい靴を購入した。 明生の靴を、倫が差し入れしたら、組が大もめにもめた話を、明生が出所してから聞く。 明生もおやっさんに、靴を請求しろと言われたから、請求したと言う。 明生の靴を差し入れしてから、もめた組が、お弁当の差し入れを沢山請求するが、代金を払わなかった話を聞いた。 明生も、弁当を食べたと言った。 拘置所の上が、当番を交代制にした。 刑務所の上の身内の嫁の身内が、当番をしていたが、倫が刑務所の上の立場の嫁の立場だから、組がもめたらしい。 話は戻るが、明生にメリヤスのシャツを入れてあげた。北国の刑務所に移されるからだ。 明生は、面会に来てもらってる、倫に、倫は明生の帰りを待たない。無視すると思い込んでるので、倫は、面会はしないが、手紙のやりとりをした。 年月は流れ、明生の刑は終わった。
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