病室のフランケンシュタイン

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「無理?」俺は言った。 「そうね。」 「医師が居ないの?」 「医師は居るけど、理由も無く出せないわ。」 「眠れないんだよ。」 「寝る努力は、した?」 「静を呼んで。」 「静? ああ、富岡さんね。 彼女なら、多分だけど、帰宅したんじゃなかしら…。」 「そう。」 「お布団かけておくから、 眠る努力しなさいよ。」
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