第八章 ロディアーニからの船旅

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 どうしよう。でも、ちゃんと戦士としての鋭敏な神経は常に私たちは研ぎ澄まされていたみたいで。 それにはホッとしてる。この群島の魔物が獰猛になっているのは私も気が付きつつある。  だとしたら気を引き締めてゆかないといけないのに。…心が通じ合えただけでも、十分だと思うと言い聞かせていたけど、身体がそれ以上を求めているようで、恥ずかしいし苦しい。どうにかなってしまいそうで。私、リーディの一挙手一投足に翻弄されそうで怖い。 自分がよくわからなくなるよ。 ステラは、微睡もうときつく瞳を閉じた…。
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