夜に狼

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鈴目さんは、お風呂から上がってくる、、 「もう、出前きてるよ、お金払おうとしたら、いつもツケだからと言って帰って行ったけど、良かったの? 鈴目さん、」 「あぁ、月末に纏めて払っているからね、ツバメちゃん、」 「そうなんだ、、便利だねぇ、、」笑 鈴目さんは、バスローブのまま、テーブルに座っている。 わたしは、冷蔵庫から、ビールを出して注いでやる。 「あぁ、、サンキュー、気がきくね、ツバメちゃん、」 「小さい時から、お父さんに注いでやっていたから、、」笑 「そうなんだ、優しいお父さんだったんだね、ツバメちゃん、」 「うん、わたしには、優しかったかなぁ、」 「ご飯物無いけど、お腹空かないの? 鈴目さん、」 「あぁ、いつもビールとこれでいいんだよ、」 「そうなんだ、、今度から、わたしが作ってあげるよ、鈴目さん、」 「えっ、、料理作れるんだ、ツバメちゃん、」 「うん、親は、共働きだったから、食事の支度はいつもしていたよ、」 「ふぅーん、、そうなんだ、、」 「ビール、、お代わりいる? 鈴目さん、」 「あぁ、頼むよ、、ツバメちゃん、」 わたしは、お代わりのビールを取りに行く。
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