家出

7/7
前へ
/131ページ
次へ
わたしたちは、バーガーセットを注文して席に着く。 そこで、食べながら、話を聞いてもらっていた。 東北から避難してきて、親戚の家で暮らしていたこと、、 学校でのイジメのことまで話していた。 何故だか分からないけど、鈴目さんなら、心を許せるような気がしたのである。 わたしは、同情してもらえる為ではない、、、 ただ誰かに聞いて欲しかっただけなのである。 それだけで、、心が休まると思ったから、、 わたしは、帰るところがないので、一晩だけ泊めてくれると言ったので、、 それで、鈴目さんに甘えることにした。
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

125人が本棚に入れています
本棚に追加