初めての社交界へ
5/5
読書設定
目次
前へ
/
100ページ
次へ
このような場でのダンスは1曲が基本、2曲目も同じ異性と連続して踊ることは、婚約者もしくは既婚者だ。 さてまた壁へと戻ろうかなと、彼に背を向けようとした刹那、彼は世界中の女性を魅了するような笑顔を浮かべながらに、戻ろうとする私を引きよせ、耳元に唇を寄せた。 「もう少し……あなたといる時間をくれないかな」 彼の吐息がかかり、声変わりしたてのようなかすれたその声に、私の頬を自然と熱くなっていった。
/
100ページ
最初のコメントを投稿しよう!
72人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
101(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!