告白

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 明日も勤務だから、と午前様にならないうちに二次会も終わってしまった。  酒や夜更かしに強い連中は三次会に繰り出して行ったが、翔吾と凌也は加わらずに家路についた。 「よかったら泊まっていけば? 私のマンションの方が近い」 「そうします」  繁華街を抜け、街灯がお行儀よく並ぶ道を二人歩いた。
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