告白
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「兄さん……、大丈夫ですか、兄さん?」 「ん、あぁ。ちょっと、もう、寝ようかな」 いやにダブつく胃を鳴らしながら、翔吾はゆっくり立ち上がった。すぐに凌也が体を支えにやってくる。 (頼もしいもんだ) あの小さかった凌也も、ずいぶん大人になったものだと酔った頭で感心しながら、翔吾は寝室へと向かった。 入ってすぐの壁を探って照明を付けたが、もうそのままベッドへ横になってしまった。 着替えるのも億劫だ。
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