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ピロリン
「とうこさん、君は今のままでいいのかい?僕はこのまま、君に対し何もできないんだよ。君のことになると、本当に何もできないんだ。君を愛してることすら分からない。只、只、可哀想という気持ちしかないんだよ、分かってくれないか。」正志
メールには、また返信がなかった。
会社には、僕の症状を説明し、人事部長も理解してくれた。鬼と陰で揶揄されている人だが、この件に関し、人目も憚らす泣いてくれた。会社としては、できる限りだが、支援すると。同僚達も僕の症状を理解し、会社内部に気まずい障害は何も無くなった。
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