第3章 市場のあったときは良かった

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第3章 市場のあったときは良かった

 チュー太「市場があった時はよかったな」  チュー子「そうね」     太「いっぱい食べられたものな」     子「下水道も狭く感じるもんね」     太「そうだなー。やせてくると、下水道が大きく見えるんだな」     子「みんな親切で、やさしかったのにね」     子「食べ物がなくなるとみんなギスギスするわね」     子「おばあちゃん冷たいし」     太「そういえば、見かけないなぁ」     子「大体来ないじゃないの」     太「怒るしな」     子「ツネルんだもの」     太「そうか酷いな」     子「だから、逃げてきたんじゃないの」     太「そうだよな」     子「みんな冷たくなるんだな」    
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