芍薬の寺
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翌朝、目を覚ました和尚さんが縁側の障子を開けると、子狐がオスワリをして待っておりました。 「おう、もう起きておったんか?おなかが空いてるじゃろ?どれどれ、ごはんを持ってきてあげような」 「コン」 子狐は和尚さんにもらったにぎりめしをペロッと食べると、円らな瞳で見つめました。 「おなかいっぱいになったかな?それじゃ、母さんを探しに行こう」 そう言って腰を上げました。 「コン」
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