第18話:抽選会と夜空の下

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第18話:抽選会と夜空の下

 8ヵ国の代表パーティが全て揃い、テーブルについた。  これから、トーナメントの組み合わせを決める抽選会を始めるようだ。  パーティの代表が1人くじを引いている。 「ダルバート王国は4番ですね」 「アレクトロン王国、8番です!」  どんどん、トーナメント表が埋まっていく。  さあて、我々の対戦相手は誰になるのだろうか? 「パルナコルタ王国、代表者前へ」  おっ、オレたちの番だ。ところで、誰がクジを引くんだっけ? 「アイルっ、何ボサっとしてんだよー。早く行きな」  えっ、オレが引くの? 「はぁ、当たり前でしょう。あなたがリーダーなんだから」 「もう、アイルちゃんって逞しくなったと思ったけど、やっぱりアイルちゃんねぇ」  3人は当然の顔をしていた。うっ、油断したらこれだよ。  じゃあ、引いてきます。  オレは抽選クジを引いた。 「パルナコルタ王国は2番です」  2番かぁ、ということは1番の国が初戦の相手か……。 ――ええっーと、1番の国は……、ムラサメ王国か。 「初戦はムラサメ王国ですか。独特の文化が発達している一風変わった島国ですな。忍者や侍といった職業はこの国から生まれたのですよ」    フロストはムラサメ王国の説明をした。     
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