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「ねぇ、もしあなたの過去に行けるとしたら貴方はどうする?」
そう言って、彼女は僕の前から姿を消した。
ーー○○年○月ーー
「おい、お前まだ仕事おわって無いんか。今日までって言ったはずだろ。早く終わらせろ。俺が帰れないだろ。」
そう言って部長は窓の方へ椅子を回転させた。
(お前そう言ってすぐ帰るだろ、今から30分以内に)
ープルル、プルルー
電話、いつもと同じパターン
電話に出たあと
「すまんな、用事が出来たから俺は帰る。仕事やっとくんだぞ。」
部長は女の約束をしてる事を秘密にし会社から出て行った。
早く終わらせって言われても、俺はお前以上の仕事をしてんだぞ。
お前はただただ椅子に座ってアダルト写真を見てニコニコしてるだけなんだろ?
ふざけんな。
そう思いながら仕事を終わらせて会社を出たのが夜の一時。
朝は八時までに出勤。
電車に乗るとしても時間がかかる。
眠気覚ましに少しウロウロするか。
そうして、約10分ぐらい歩いていくと小さい川が流れていた。
夜だったからそんなに見えていなかったけど僕は不吉な感じがした。
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