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1ー6
「先生何するんだよ!?」
剣持啓太が叫んだ。死んだ剣持の双子の兄だ。
「怪物に喰われたくはないだろ?」
俺は北島に言った。
「僕の話聞いてる?」
やかましい!剣持啓太を刺し殺した。
あと1人で怪物を呼び出せる。
次は橘拓海、奴にしよう。吹奏楽部でどことなくひ弱そうだ。俺も昔、弱そうだって理由で地獄を見た。同じ痛みを味合わせてやる。
橘の前に立った瞬間、奴はワンインチパンチを繰り出してきた。
ブルース・リーの必殺技だ。
橘は本当は少林寺拳法部に入りたかったがここにはない。仕方なく好きでもないトランペットを吹いている。
「いいぞ!拓海!」
御子神美紀が叫んだ。1学期にトイレに入っていたらバケツの水をかけられるって陰湿な嫌がらせを受けていた。
助けてやったのに!
茶髪でピアスをジャラジャラつけた、美樹本幹弥がバタフライナイフで俺を刺した。腹から血がダクダクと出た。
「一度でいいから人間を刺してみたかった」
幹弥はキャハハハッと笑っている。
俺は血の池地獄の手前で閻魔によってコッチに戻された。
「死んだんじゃなかったのか?」
幹弥が腰を抜かしている。
俺は人間にだったら3回までだったら殺されても蘇ることができるんだ。
怪物に殺されたら1発アウトだ。
地獄に落ちる度に魔術を扱えるようになる。どんな魔術なのかはナ・イ・シ・ョ。
クソッ!また3人殺さないといけないのか?
橘拓海、美樹本幹弥、北島恭介を殺すことに決めた。
腰を抜かしてる幹弥の腹を突き刺した。腸がウネウネと蛇みたく出てきた。
掃除用具入れからモップを取り出した北島恭介が槍みたいに繰り出してきた。
御子神美紀がライダーキックを北島に喰らわせた。「仲間にしてよ!?先生のためなら何でもやる!」
俺は痛みにバタバタしてる北島を刺し殺した。
俺はバックからフォールディングナイフを出して美紀に渡した。
「廊下にいる怪物を倒してこい」
「アイアイサー」
北島の死体から血が海のように広がる。
橘は金縛りにあったみたいに動けなくなった。
「生意気なんだよね?おまえ……」
橘の頸動脈を掻き切った。
よし!これで3人だ。
ドラキュラが現れた!
廊下に出たが美紀の姿はない。さては、逃げたな!?
俺は自動絞殺でおばりよんを絞め殺した。これで窒息死を偽装することとか出来るんじゃ?
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