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第1章 ゾンビィの彼女とお出かけ。
僕の彼女はゾンビだ。
愛着を込めて、僕はゾンビィと呼んでいる。
外を自由に歩けないので、僕は母の了解を得て、自宅で彼女と生活している。
元々人間だったけど、なぜだかある日、死んだと思ったら、ゾンビィになって復活した。
彼女の好きな食べ物は、お肉。
もちろん、バラしたての新鮮な肉。
好きな飲み物は、もちろん生き血。
時々、僕も襲われて、生き血を飲まれる。
元々、献血が趣味だったから、マックス500㏄までは、飲ませてあげる。
さすがに、食べられると再生できないから、肉だけは食べさせてあげない。
ゾンビィは、日光に弱いと思うよね?
それって、ゾンビィを知らない人が作り上げた妄想なんだよ。
ただ、皮膚が全身、モスグリーンで目立つから、長そで長ズボンに、ハリウッドの特殊メイクばりの厚化粧で、外出する。
この日も、僕は日光浴がてら、彼女を連れてネズミやらアヒルの国に遊びに来たんだ。
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