第2話  境界線の魔法壁

9/12
前へ
/66ページ
次へ
「美味しいです!」 「初めて食い物を食ったような勢いだな。」 2人は汚かったが、見た目普通の子どもだ 風呂に入らせると、それは一瞬で変わった すごく綺麗な顔立ちに白い肌 黒髪と白髪の子どもたち 「どこの国から来た?」 「国とは、ここはどこかの国なのですか?」 「ここはチェルノボーグ王国の城だ」 周りをきょろきょろと見回す きっとどれもが珍しいものなのだろう 「チェルノボグおじ様?」 「ここにいるのですか?」 「チェルノボグ・・・・?」 「ここはチェルノボグおじ様の国なのですね!それなら安心です、早く会いたい!」 「い、いや、神はここにはいないぞ?」 「えっ」 えっ、て反応されても。 「ここはどこですか!」 「チェルノボーグ王国だ!人間が住む、チェルノボーグ!」 「そんなところ初めて聞きました。」 「はぁ~?てか2人、名前は?」 「名前はありません、命名される前に、多分ここへ」 「そうか、なら私がつけてもいいな?」 「そんな、名前など・・・・」 「よし、2人はこれから、シロナ、クロイと名付ける」
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加