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「美味しいです!」
「初めて食い物を食ったような勢いだな。」
2人は汚かったが、見た目普通の子どもだ
風呂に入らせると、それは一瞬で変わった
すごく綺麗な顔立ちに白い肌
黒髪と白髪の子どもたち
「どこの国から来た?」
「国とは、ここはどこかの国なのですか?」
「ここはチェルノボーグ王国の城だ」
周りをきょろきょろと見回す
きっとどれもが珍しいものなのだろう
「チェルノボグおじ様?」
「ここにいるのですか?」
「チェルノボグ・・・・?」
「ここはチェルノボグおじ様の国なのですね!それなら安心です、早く会いたい!」
「い、いや、神はここにはいないぞ?」
「えっ」
えっ、て反応されても。
「ここはどこですか!」
「チェルノボーグ王国だ!人間が住む、チェルノボーグ!」
「そんなところ初めて聞きました。」
「はぁ~?てか2人、名前は?」
「名前はありません、命名される前に、多分ここへ」
「そうか、なら私がつけてもいいな?」
「そんな、名前など・・・・」
「よし、2人はこれから、シロナ、クロイと名付ける」
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