第2話  境界線の魔法壁

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「風が強いなぁ。防風対策しといたほうがいいかな?」 「あ、それなら安心して。この国ごと覆うシールド貼るから」 そっか、アモル君魔法使いさんだもんね 「ライカたち、だいじょうぶかな?」 「分かんない、けどこれはきっと何かが起こるんだよ」 「分かるの?」 「人が死んでる」 「え!?」 クンクンと嗅いでみるけど、なんの匂いもしないし 血の匂いもなんもしないよ? 「とにかく、いったん城のが安心だと思うから城へ」 「だね」 「・・・・シャルロットは?」 「え、いない?」 小屋の周りはほぼ森か門 帰ったのかな それならいいけど、今外にいるのは危ない
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