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今でもナンシーとセベロボグは探しています
赤子を連れ去った犯人と赤子たちを。
「ライカ、バックから何か光ってるぞ?」
「え、何かな。・・・・・緑の石・・・・これは、」
私は部屋から出ると、大昼間に向かう
「セントール、召喚!魔界への扉を開け!」
一面に大きな壁が広がる
そこから出てきたのは、セントールだ
馬の首部分に人間の上半身が付いた姿の生き物だ
「ライカ様、大変です」
「どうしたの?」
「戦争が始まってしまう、このままではチェルノボーグが危険です」
「・・・・え?」
「チェルノボグとベロボグがケンカしてるんです」
「ええ!?」
「赤子を連れ去った犯人をチェルノボグと思い込み、今現在殺しにかかってます」
何それ何それ
「魔物の動きに異変が、森へ向かってください。今なら止められるかも」
「知らせてくれてありがとう、魔界の方でも少しなんとかできるかしら」
「はっ!では失礼します!」
ケンカ、ねぇ。
神同士のケンカはただ事でもない
そして1つの可能性
クロイとシロナがナンシーとベロボグの赤子だとしたら
「急がないと」
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