8人が本棚に入れています
本棚に追加
第1話 平和なベロボーグ
私はライカ、この国の王室魔物使いをやらせてもらってます
最近はちょくちょくお仕事がきたりして忙しい日もあります
けど、主にのんびりって感じの仕事です
仕事の内容は全然のんびりでもなんでもないのにね。命に関わる・・・・
最近結婚しました、相手はこの国の王様、イムリー王です
けど呼び慣れないので、普通に「イムリー」と呼んでいるけれどね
レオナルドの騒ぎ事件から約1年が経過
ポカポカのお日様が、ここ、ベロボーグを暖かくしてくれていました
「ライカ―、これは薬草棚?」
「うん、ありがとね」
「ホント1年あっという間だよね、僕もやっと王室魔物使いとして認可してもらったし」
ムガル、今年の試験でやっと認可試験で合格したの
必死に勉強してたよね
「ライカ、イムリーは?」
「今部屋にこもってセーワさんと仕事中~、国の仕事って大変そうだよね」
イムリーに王の座が引き継がれてから、イムリーのお母様とお父様は
世界一周旅行に出かけたの
2人でいい思い出作りたいんだって、素敵だよね
お土産がたま~にポコっとおくられてくるんだけど、全部お菓子
珍しいお菓子ばかりだけど、美味しいのもあれば、美味しくないのも・・・
「今日はお仕事終わり、さ、家に戻るかー・・・って、ここが家か」
「まだ慣れない?(笑)」
「まぁね、ずっとこの小屋か自分の家だったし。城は広すぎるよ」
最初のコメントを投稿しよう!