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大学4年の冬。
俺は、もうすぐで大学を卒業する。
就職先も決まり、心配事は……特に無いかな。
あると言えば、これからの社会人生活かなぁ。
ちらつく雪と白くなる息。
クリスマスまであともう少し。
今年は何をプレゼントしようか。
「優大ー!おまたせー!待った?」
「少しね」
俺、白井澤 優大。 都内の大学に通っている平凡な男子大学生だ。
俺には愛里美という可愛い彼女がいる。
この人は、俺には少し勿体ない人だ。
「あのね、優大。駅前に新しくできたカフェ、知ってる?」
「あそこな、元総菜屋の所」
「私、そこ行きたい!」
「じゃあ、行くか」
ここから近い駅の近くにあった、めっちゃ美味しい総菜屋。
店主が病気をしたことにより、丁度いいと、店を閉めてしまった。
そこに新たに入ったのが、今から行くカフェだ。
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