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突然だが、俺は高校二年の八多喜 藍斗という、スペシャル魅力的で聡明な学園一の男(自称)である。
そんな俺が狙うのは、学園の誰しもが憧れる生徒会のトップ『会長』の座だ。
この学園の生徒会というのは、まず、中間テストから一週間後に『成績・生活態度・信頼度・その他』の観点から、学年関係なく選出され、理事長に許可を得てから発表される。
それ故に学園内では優遇されやすい。
特に、進学の面では良い所に行きやすくなるのだ。俺はその進学の為に、この学園に通っていると言っても過言ではない。
…その代わりに多少の責任と仕事を請け負わなくてはならないが。
ちなみにこの学園は男子校である。
これだけは言っておくぞ!王道学園じゃない!違うからな?!
まぁそれは置いといて、俺はその座に必ずつけるよう、この一年間努力を重ねてきた…はずだった……そ・れ・な・の・に!
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「俺が…一年なんかに負けるなんて…!」
そんなの絶対…認めねーからな?!
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