第5章 勝負の行方

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第5章 勝負の行方

弓弦君は、『いいよ。』と返事をした。 勝負は、次の水泳の時間になった。 事情を話して、授業の一番最後に少しだけ時間をやると、先生は言ってくれた。 でも、授業中から二人の間には、なんだか壁みたいなのが存在していて、周りもピリピリしていた。 そして、授業の最後の時間。 私は、琉斗の元へ行った。 「琉斗。」 「安心しろ、勝つから。」 それを聞いて、私は一歩下がった。 今は、琉斗を信じるしかない。 「では、スタート!」 先生の掛け声で、琉斗と弓弦君の勝負は始まった。 二人共、この前と同じように、いい勝負だ。 真ん中まで来ても、二人同時だ。 「琉斗、頑張れ!」 今回は、琉斗の名前言えた。 後は、琉斗が勝つだけ。 お願い、神様!!
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