第4章

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まだ彼は服を着たままの格好だ。 なのにこれから私は自分からショーツを脱ぎ真っ裸にならなければいけない。 羞恥で顔が熱くなってくる。 ゆっくり太ももからずらし脱ぎ捨てた。 「こっちにおいで」 催眠術にかけられたようにふらふらベッドの方に歩いていき彼の前に立った。 彼は左手で私のウエストのくびれを持ち、右手の人差し指だけで敏感な部分を触ってきた。穴の周りをなぞり溢れる液を敏感な突起にねぶるように擦り付ける。 「やぁぁ!ん…だめ」 刺激の強さに目をギュッと閉じイヤイヤをしてしまう。 「だめじゃない。目を開けて」 冷静な口調で言われて息も絶え絶えに何とか目を開く。 でももうこれ以上立ってられない。 「ん、いい子。じゃ、次は俺の服脱がしてごらん。」 指を離されたことに安堵しながら彼のシャツのボタンを外していく。ベルトが固くて外しづらかったがなんとかジーンズを脱がした。 ボクサーパンツに硬い膨らみが見える。癖でそのまま膨らみにキスしようとすると止められた。 「今日は初めてだから、しなくていいよ。俺が可愛がってあげる。」 彼の意外な優しさにときめいてしまった。
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